みなさまこんにちは。
私は普段、釣りをするのはほとんど夜。ナイトゲームばかりです。
ということで、ライトにはいろいろ拘りがあって、今まで釣りに最適なLEDライトを求め、各社のさまざまなライトを試してきました。
そんな中でもお気に入りはACEBEAM社のライト。
同社製品は基本的にIP68防水と、暴風雨の中で使用しても水中に落としても全く問題ない防水性能を備え、かつ耐衝撃性、落下耐久性を持ち合わせたアイテムが多いため、過酷な環境でのハードな使用に余裕をもって耐えられるタフネスさと信頼性が魅力です。
そんなACEBEAMから、2023年末に非常に面白いライトが登場しました。
その名は、Terminator M2。
どんなライトだったのか、今回はこのM2の製品紹介とインプレッションをお届けしたいと思います。
目次[非表示]
ACEBEAM Terminator M2とは
このブログでは何度も取り上げていますが、「ACEBEAM」は、中国深センにある「SHENZHEN ZENBON TECHNOLOGY CO., LTD」のライトブランド。
2014年と設立から10年程ですが、既に世界89カ国、年間40万ユニットの販売量と、急成長ぶりを見せています。
高い技術力と独創的なアイデアをふんだんに盛り込んだオリジナリティ溢れる製品群をリリースしており、また製品の不良率が低いことから、5年間と長い保証期間を提供していることは大きな特長です。
そんなACEBEAM製品の中でも、かなり個性的な小型EDCフラッシュライトが、今回ご紹介するTerminator M2。
どんな製品なのか、ACEBEAM社のWebページより解説を引用してみましょう。
Acebeam Terminator M2 は、スポットライト、投光器、補助光の要件を満たすマルチソース EDC 懐中電灯です。7色ライト自動サイクルモード、RGBライト、信号灯、赤色SOSなどの多機能モードもあります。18650 USB-C バッテリー (付属) によって駆動されます。バッテリーは交換可能なので、M2 があればどんな状況にも対応できます。
(ACEBEAM Terminator M2 製品ページより引用、翻訳)
この製品のサイズは長さ94.5mm×高さ48.5mm×幅(厚み)29mmという非常に小ぶりで掌に収まるコンパクトサイズ。
重量はバッテリーを含めて201gと、IP68(水深2m)防水性能と落下耐久性能を持つ堅牢な金属ボティのライトとしては軽量な部類です。
以下では、このライトの製品としての特長をみていきましょう。
ACEBEAM Terminator M2 の製品特長
Terminator M2の外観はスポットライトとフラッド(拡散)ライトそれぞれの機能をもつ2本のライトが一体となっているため、非常に個性的な形状となっています。
そのため、この機能性とフォルムがTerminator M2の最大の特徴とも言えるのですが、この製品の機能面での特長を記すと以下の通りです。
なお、このライトはボディカラーによってフラッドライトに採用するLEDが異なるため、最大出力や到達距離、色調が異なっています。(それぞれオプション1、オプション2に詳述)
オプション 1: OD グリーン
マルチ光源: 1x スポットライト LED、1x AUX ライト、3x フラッドライト クール ホワイト 6500K LED
フラッドライト最大出力: 3200 ルーメン、178 メートル
スポットライト最大出力: 500 メートル、62500cd、900 ルーメン
オプション 2: ブラック
マルチ光源: 1x スポットライト LED、1x AUX ライト、3x フラッドライト 日亜化学製 519A 5000K 昼白色 LED、高 CRI90
フラッドライト最大出力: 2000 ルーメン、164 メートル
スポットライト最大出力: 500 メートル、62500cd、900 ルーメン
高 CRI90 LED ライトは、アーティファクトのない均一で滑らかなスポット、対象物のあらゆる詳細を明らかにする機能
昼白色 (5000K) の均一なスポットにより、誤診の可能性が減少します。
1 つのスポットライト モードと 4 つの明るさレベルのフラッドライトにより、オプションで AUX ライト モードをサイクル
可能: 7 色の自動サイクル、赤、緑、青、緑信号灯、赤 SOS
さまざまな用途に合わせて光源や明るさモードを簡単に切り替えられます。
USB-C ポートを内蔵した Acebeam 18650 リチウムイオン バッテリー (付属) 1 つで駆動
温度制御システム: ライトの過熱を防ぎ、より明るく長く動作可能
テールスタンド機能
耐衝撃性: 1.5m
防水性: IP68、水中 2m
(ACEBEAM Terminator M2 製品ページより引用、翻訳)
いかがですか?
アウトドアやハードユースで必須と言える耐衝撃性や防水性を具備した上で、スポットライトとフラッドライト、2種類の異なるライトの機能を物理的に並列に並べた長方形デザインで一本に集約した高機能ライトというのは、非常に珍しいですよね。
ACEBEAM Terminator M2の開封インプレッションとディティール
届いたTerminator M2をさっそく見てみましょう。
箱は同社製品に共通するシンプルなデザインの紙パッケージです。
開封すると中には、M2ライト本体に加えて、専用ストラップ、2個の予備防水Oリング、、保証書、マニュアルが入っています。
私の元に届いたのは、より強力なスペックのクールホワイト光源を使用したODカラーのタイプですが、なかなか実物のボディカラーはカッコいいと思います。
採用するバッテリーは容量の大きい18650タイプなので、手にするとそれなりに重量感はありますが、同タイプのバッテリーを採用した製品、かつ2種類のライトを備えた製品であるにもかかわらず、軽量だと思います。
ちょっとした近未来兵器のような個性的なデザインですが、放熱効果と滑り止め効果のために設けられた溝や電池収納蓋部のローレットに至るまで、非常に精度が高くデザイン面でも良いアクセントとなっています。
本体前面には、フラッドライトとスポットライトを切り替えるマグネティックスイッチが配されています。
ON/OFFやモード切替などの主要な操作は、本体尾部にあるテールスイッチで操作する形になります。
このテールスイッチも非常にクリックの質感が高く、操作性の良いものです。
付属するリチウムイオンバッテリーは18650タイプ。
電池本体にUSB-C端子を直接挿しこみ充電することができ、他のACEBEAM製品付属のバッテリー同様、電池本体に充電状態を表示するインジケーターがついているため、充電完了を目で見た色で確認することができ便利です。
この充電用に短いUSBケーブルが付属しますが、もちろん普段使いのType-Cケーブルでも充電可能です。
Terminator M2の操作方法
M2はシンプルなワンボタンのテールスイッチ+切り替えスイッチというUIを持つため、特にマニュアルを読んでいなくとも直感的に操作することが可能ですが、多彩な機能をフルに活用するためには正しい操作方法を知る必要があります。
以下にTerminator M2の主要な操作方法を記します。
ON/OFFの切り替え:
シングルクリック (ロック解除状態で)
出力選択:
フラッドライトがオンのときにテールスイッチを押し続けると、フラッドライトは
Low-Med1-Med2-High を繰り返します。ここで、テール
スイッチを放して出力を選択します。次回のON時に、その出力を記憶しています。
ターボ:
ロック解除およびフラッドライト状態で、テールスイッチをすばやくダブルクリックしてターボモードに入ります。もう一度ダブルクリックするとターボモードから記憶されたモードに切り替えます。
フラッド/スポットのライトを同時にオン:
ロック解除状態で、テールスイッチをすばやくトリプルクリックします。(メモリ記憶対象外)
フラッド/スポットライトのストロボを同時にオン:
ロック解除状態では、テールスイッチを素早く 4
回クリックします。(メモリ記憶対象外)
ムーンライト:
オフ状態のときに、テールスイッチを 0.5 秒間長押しします。
7 色自動サイクル:
フラッシュライトがオフのときに、テールスイッチを1秒間以上長押しします。
AUX ライト:
7
色の自動サイクルから、もう一度長押しして、赤/緑/青/緑シグナル/赤SOSサイクルに入ります。
注意: ムーンライト、ターボ、ストロボ、7色の自動サイクルと赤/緑/青/緑-信号/赤-SOSはメモリ記憶の対象外です。
磁気制御スイッチの操作:
懐中電灯がオンのときに、磁気制御スイッチ
(上下) を切り替えることで、フラッドライトと
スポットライトを切り替えます。スポットライトには明るさのレベル切り替えはありません。
フラッドライトはいわゆる拡散光。広範囲に周囲を照らします。 |
スポットライトは指向性の高い光で、捜索活動?に向いてそうです。 |
ロック:
ライトが消灯しているときにテールスイッチを 3
秒間押し続けると、現在選択している光源が 3
回点滅し、ロックができます。ロック中はテールスイッチをクリックすると、インジケーターが赤と緑に点滅し、スイッチ操作は無効になります。そのロック状態でテールスイッチを
3 秒間押し続けると、現在選択している光源が 3
回点滅し、懐中電灯のロックが解除されます。
バッテリー電圧の警告:
インジケーターが青表示の場合、バッテリー残量は20%以上です。インジケーターが赤表示の場合、バッテリー残量は20%~10%です。10%未満までバッテリー残量が低下すると、インジケーターは赤色点滅で警告し、電圧が2.7Vを下回るとライトは消灯します。
サイドのインジケーターがバッテリー状態やロック状態を教えてくれます。 |
Terminator M2のスペック詳細
上記で操作方法を記したので、以下ではスペック詳細として各モードの性能パラメーターを記します。
フラッドライト、スポットライトとも、明るさや機能性は必要十分以上。
コンパクトライトとはいえ、普段使いで実用的なミディアム1のモードなら、7時間以上連続点灯が可能なところは非常に頼もしいですね。
この手のライトは、よく最大ルーメン数や最大到達距離を目安に性能が語られることが多いですが、フルパワー状態で長時間使い続けられるものはまずありません。
普段使いでいかにエネルギー効率よく長時間使えるかが重要で、いざという時にフルパワーでどの程度の性能が出るかは、それも重要ではありますがあくまで二の次だと思います。
そういう意味で、M2は高機能性とロングバッテリーライフがうまくバランスされていると言えるのではないでしょうか。
Terminator M2の実使用インプレッション
以下では、Terminator M2を実際に夜釣りで、砂浜や海浜公園、護岸などのフィールドに持って行って使ってみたインプレッションを記したいと思います。
まず感じたのは、携行性の高さ。
超強力なスポットライトとフラッドライト両方の機能を備えていながら、M2は通常のEDCライト2本分程度の体積で、18650という比較的重量級のバッテリーを搭載した状態でも重量はわずか201gと軽量です。
フラッドライトのE75、スポットライトのL17とM2を並べた様子。上の2本のライトそれぞれの機能を一本にまとめていながら、いかにコンパクトかよくわかりますね。 |
そのため、ボディ背面に装備されたクリップを使って、フィッシングベルトなどに装着していても嵩張ることは無く重量面で煩わしさを感じることもありません。
釣り場で実際に足元の石畳をスポットライトで照らした様子はコチラ。
さすがに、スポット性の高い光でめちゃくちゃ明るいので、写真で見ると何がなんだかわかりませんね。
スポットライトの方は、遠距離をサーチするのに向いていると思います。
で、10数メートル離れた岸壁を照らした様子がコチラ。
このくらい距離があると、対象物の視認性も良いですね。
それぞれ同じ状況で、今度はフラッドライトに切り替えた様子がコチラ。
フラッドライトは手元周囲も含めて、あたりをボワッと広範囲に照らしてくれるので、普段使いではコチラの方が出番が多い使い方になると思います。
いつもアジングしているポイントで、水中をフラッドライトで照らした様子がコチラ。
斜めに入った石畳の護岸で、そこそこ水深はあるのですが、海底の様子までクリアに視認することができますね。
釣りの最中に照らすと魚が驚いて散ってしまいますが、これだけ強力なライトなので、釣りを始める前などにベイトの有無、地形の状況を確認するのに使いやすいと思います。
使っていて、ちょっと惜しいなと思ったのが、AUXライト。
3灯式のフラッドライトは、操作によって7色のカラーを変化させたり、カラーライトでSOS信号を発したりすることができるのですが、この機能には驚かされました。
ただ、カラーライトはM2ではメモリ機能の対象外のため、カラーライトを点灯するためには毎度所定の操作を行う必要があります。
そこがせっかくの機能を十分活かしきれていないように感じて、ちょっと残念に思ったところですかね。
一つのライトのカラーをチェンジできるなら、是非魚釣り用に、魚から視認性が低いと言われるレッドやオレンジの光に即座に切り替えられるライトにしてくれらた、非常に便利だと思うのですが。
ACEBEAMの品質・性能で、そういうヘッドライトが出てくれたら釣りにはとても便利そうなんですけどね~。
ACEBEAM Terminator M2のインプレッション まとめ
さて今回はACEBEAM から2023年末に発売された多機能ライト、Terminator M2のインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
フラッドライトとスポットライト、異なる2種類の性格のライトを一本にまとめ上げ、長方形のユニークなスタイル、かつコンパクトでEDCできる製品として登場したTerminator M2は、かなり画期的かつチャレンジングな製品で、高機能高性能だけではなく独創性を重んじるACEBEAMらしいライトだと感じました。
両タイプのライトを同時に使いたいシーンが普段どれだけあるかは分かりませんが、本来なら2つのライトを持っていないといけないところ、一本で2役をこなしてくれるので、なんだかお得感のある製品ですよね。
タバコの箱とくらべてもこれだけコンパクト!だけど機能性や耐久性は折り紙付き!これはアウトドアには必携でしょ! |
長方形デザイン故に、手にした時のホールド感も良く、重量もほどほどなので、いざという時のために常備しておくには都合のいいライトだと思いますので、気になる方は是非手に取ってみてください。
このライトの他にも、以下にACEBEAM製品のインプレを書いていますので、コチラもよろしければご覧になってみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。
よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。