みなさまこんにちは!
最近は涼しくなり、いよいよ秋らしい感じになってきましたね。
秋といえば釣りやハイキング、登山など、アウトドアアクティビティが楽しい季節。
今回は、そんなアウトドアアクティビティに最適なハンディライト、ACEBEAM E75というライトをご紹介したいと思います。
ACEBEAM E75とは
今回ご紹介するE75は、独創的な数々のライト製品をグローバルに展開するACEBEAM社から2023年にリリースされた新作のハンディタイプの充電式LEDライト。
(画像引用元:Amazon ACEBEAM E75商品ページ)
ACEBEAM社がどのような企業で、どのような特徴の製品をリリースしているのかについては、過去このブログでもたびたびご紹介しているので、それらの記事をご参照ください。
E75の製品としての特長は、以下の通りです。
- 驚くほど明るい3000ルーメンを実現するため4灯の高性能LEDを採用
- 中性白色(5000K)、CRI値90以上の高演色性LEDは均一で滑らかなスポットを作り出し、対象をディティールまで明るく照射
- 大容量のリチャージブル21700Li-Ionバッテリーを採用し、最長26日間のランタイム
- ライト本体に装備されたUSB-Cポート経由で充電可能で、バッテリーレベルインジケーターが電池残量を表示
- 高効率の定電流回路により安定した出力
- 単一のサイドスイッチで、緊急時のストロボモードを含めた6つの照射モードを制御
- 耐久性ある強化ガラスレンズはAR(アンチリフレクティブ)フィルムで覆われており、傷に対する高い耐久性とともに最大99%を誇る高い光透過率を保有
- 双方向の装着を可能とする2WAYクリップ
- 本体を磁力で保持できるマグネットテールキャップ採用
- 本体はプレミアムタイプのHA Ⅲハードアナダズド防摩耗仕上げ
- IP68等級(2m水没可能)の防水性能、1.5mの高落下耐久性
E75の仕様、操作方法と性能
E75のサイズは、長さ129.3㎝、頭部径35mm、グリップ部径が28mmと、コンパクトなハンディライトの部類に属するライトです。
重量はバッテリーなしで145g(5.11オンス)、バッテリー込みで217g(7.65オンス)です。
操作はサイドスイッチによるシンプルなUIを採用しており、クリック1回でオン、点灯状態でクリック1回でOFFというもの。
点灯状態でスイッチを押し続けることで、Low-Mid1-Mid2-Highとモードが切り替わるので、選択したいモードのところでスイッチを離すことでモードを切り替えます。
ダブルクリックでターボモード、トリプルクリックでストロボモードに簡単に切り替えができ、スイッチ0.5秒長押しで最長ランタイムとなる超低モードにアクセスできます。
もちろん、前回最後に使用したモードを記憶(ターボ、ストロボ、超低は除く)するメモリ機能も搭載しているため、点灯の都度明るさを切り替える手間は不要です。
直感的に操作できる非常にシンプルなUIながら、ライトとして必要な機能性はしっかり備えているあたり、ACEBEAMのライトらしいですね。
なお、このライトの性能パラメータは下表のとおりです。
性能/モード | ターボ | ハイ | ミディアム2 | ミディアム1 | ロー | 超低 | ストロボ |
ルーメン | 3000-1000 | 1000 | 450 | 150 | 30 | 1 | 2400-1000 |
ランタイム | 1分+1時間45分 | 1時間50分 | 4時間40分 | 16時間 | 2日12時間 | 26日 | 15分-3時間 |
照射距離 | 210m | 128m | 82m | 58m | - | - | 185m |
カンデラ | 11025 | 4096 | 1681 | 841 | - | - | 8556 |
E75のディティール
それでは、以下で実物の写真とともに、届いたE75のディティールと仕様を見てみましょう。
なお、E75製品を購入すると、製品パッケージとは別に写真の赤と白のシリコン製ディフューザーが付属してきます。 |
ディフューザーの使用イメージはこの通り。E75の先端に装着して、ランタンや非常灯として使用することができます。なお、このディフューザーは異なる2種類の口径に対応しており、L17タクティカルライトにも装着することができました。
E75のサイドビュー。私のもとに届いたのは青色で、「Teal」というブルーとグリーンの中間色のようなカラーですが、カラーリングも表面処理も落ち着いた雰囲気でかなりカッコいいと思います。グリップ部分には斜めテクスチャで滑り止め加工されており、これがデザインアクセントになっているのと同時に握りやすさにもつながっています。 |
E75点灯時の様子。点灯は中央に見えるサイドスイッチで行いますが、点灯中サイドスイッチの周りにはバッテリー残量を示すインジケーターが点灯します。残量20%以上ならグリーン、20%未満10%以上なら赤、10%未満になると、赤点滅にて低電圧を警告してくれる機能がついています。 |
ライト先端部分は、タクティカルライトなどに多用されるディティールであるストライクベゼルが装備されています。これは、護身用としてや、緊急脱出・救出時に車両の窓ガラスを破壊するなどの用途に用いられます。実際にこれが必要となるシーンに出くわすことは少ないでしょうが、シャープなE75のデザインに良いアクセントになっていますね。 |
E75のARコートされたレンズは非常にクリア。その中にはこのE75最大の特徴とも言える4灯並んだLEDが見えますが、採用されるのは寿命5万時間以上のHigh CRI(90)519A LED。これにより生じる最大3000ルーメンの明かりは非常に強力で、直視するのは危険なレベルです。 |
サイドスイッチ周りのディティール。スイッチは親指で操作することが一般的でしょうが、比較的大型でクリック感もしっかりしており、隆起したインジケーターに囲まれた形であるため、携行時などに誤ってクリックしてしまうこともなく、確実な操作性です。 |
写真が少しぼやけてしまっていますが、グリップサイドには「ACEBEAM E75」のプリントが。このプリントはレーザー刻印の上から施されているのでしょうか?ラフに扱っても文字色が剥げたりすることはありません。 |
E75はこれまで私が愛用してきた同社の製品としては珍しく、USBタイプCを用いた本体充電式です。USB端子は防水のゴムキャップでしっかりと覆われています。 |
他社製のIP68防水を謳うライトはこれまでにも多数使用してきましたが、USB端子をゴムキャップでカバーするタイプの中では、このE75のキャップの厚み、密閉度はトップレベルだと思います。厚みがあり中身の詰まった肉厚キャップは防水性・耐久性の面でとても安心感をもたらせてくれると思います。 |
テールキャップを回転させてバッテリーを交換できます。このネジを回す際の重厚感あるフィーリング一つとっても、部品加工精度の高さ、クオリティの高さを感じさせます。 |
E75には純正ストラップも付属します。大容量バッテリーを搭載しているためE75のバッテリー込みの総重量は217g。その重量をぶら下げて繰り返し使用しても切れることがない、かなりしっかりしたストラップです。 |
テールキャップ内部の様子。接点部分には高効率な金メッキ素材が使用されており、このあたりにもACEBEAMの拘りが感じられます。 |
テールキャップ内にはE75本体を金属に磁着させてホールドできる強力なマグネットも内蔵されています。屋外でのライトの固定照射時や、クルマのトランクやボンネット内での作業時などに便利そうですね。 |
ボディサイド、スイッチとは反対の面に、固定で装着された双方向使用可能なクリップ。かなりしっかりした作りでホールド力も高いので、このライトをベルトやモールシステムなどに装着して移動する際などに便利でしょう。 |
以上がE75のディティールです。以下では、このライトを実際に使用してみたインプレッションを記したいと思います。
E75の使用インプレッション
さてこのE75、秋シーズンの釣りに何度かつれていってみましたので、以下では実使用インプレッションをお届けしたいと思います。
手にしたサイズ感はこんな感じ。コンパクト過ぎず、かといって大きすぎることもなく、普段使いにちょうどいいサイズ感だと思います。 |
掌への収まりが良く、取り回しも抜群。サイドスイッチの位置も大きさも握りこんだ際にちょうど良い感じで扱いやすいです。 |
写真では街灯のある明るい場所で撮影していますが、それでもこれだけ周囲を明るく照らしてくれる余裕のパワー。夜の海、山など、周囲が完全に暗闇の状況であっても、このE75があればかなり安心感を持てると思います。魚釣りのナイトゲームなどでは夜間に藪漕ぎするようなシーンも多々あると思いますが、このくらい広範囲を照らす強力なライトがあれば怖くないですねw |
指向性よりも拡散性を優先した灯火ながら、到達距離も抜群で視界をしっかり明るく照らしてくれます。写真ではわかりにくいですが、50m先の階段までくっきりと見えていました。 |
E75の各モード切替の様子を動画に収めてみました。
以前、以下の記事でご紹介したL17タクティカルライトと寸法上は似ていますが、明かりの性格は全く異なるもので、L17がとにかくスポット照射性が強くずば抜けた指向性と到達距離を持っていたのに対して、このE75は広い範囲を明るく照らし出す光。
L17も素晴らしいライトでしたが、アウトドアアクティビティでの使用や防災用などの使用を想定した場合は、より照射範囲が広くてニュートラルな色味、かつサイドスイッチによるUIを持つE75の方が、汎用性という意味で使い勝手は上ではないかと思います。
ACEBEAM E75 インプレッションまとめ
さて今回は、ACEBEAM 2023年新作LEDライト、E75についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
操作性自体は非常にシンプルながら、独創的な4眼式LEDを採用し、コンパクトで軽量な筐体からは想像もつかないほど周囲を明るく照らしてくれるE75は、ACEBEAMの他製品と同様、IP68の高い防水性と高い耐久落下性能も有しており、登山・ハイキングや夜釣りといった、過酷な環境でのアウトドアアクティビティはもちろん、万が一に備えての防災用ライトとしてや、普段使いのライトとしても非常に頼もしい相棒となってくれることは間違いありません。
今やこの手のハンディライトは高出力を謳うものも各社から出ていますが、およそハンディライトに求められる性能はいずれも高いレベルで有しているこのE75、性能に一切妥協したくない人には、非常に良い選択肢になると思います。
E75は実用性・耐久性・操作性・デザイン性いずれもハイレベル!まさに死角のない完璧なハンディライトと言えるでしょう。 |
E75の定価は決して安い部類とは言えませんが、その価格設定も納得させられるくらいコストの掛かった作りでクオリティの高いライト。
もちろん、他のACEBEAM製品同様、5年間無償補修の保証つき。
さらに無償保証期間が過ぎた後も、有償での修理交換を行う生涯保証が提供されています。
頻繁に故障する安価なライトを多数買うよりも、長期間安心して使い続けられる納得の一本を選ぶ方が断然クレバーだと思います。
このE75さえあれば、他のハンディライトは要らない。きっと生涯にわたる良き相棒となってくれることでしょう。
日本ではAmazonのACEBEAMストアで最も安く購入できるようですので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。
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本当に素晴らしいライトなので、この機会に是非ご検討ください。なお、このライト以外にも同じACEBEAM社のライトのインプレを多数書いています。よろしければあわせてチェックしてみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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