みなさまこんにちは。
相変わらず出張生活で釣りに行けておらず、インプレ記事を書きたい釣具は山ほどあるのですが、釣行写真と釣果写真が撮れないのでとうぶんおあずけ。
ということで、残念ながら?今回もまたまた釣りとは関係ないインプレ記事です。
今回は旅行や出張でのお役立ちアイテムでありロングセラーアイテムでもある、TABITASのワンツーフィニッシュハンガーケースのインプレをご紹介したいと思います。
TABITUS+(タビタス) ワンツーフィニッシュハンガーケースとは
TABITUS+は、生活提案企業:株式会社JALUXが2012年から展開するトラベルファッションブランド。
「TABITUS+ (タビタス)」の名は、旅をタスける、旅にアイデアをタス、旅とわたしたち(TABI+US)の快適スタイルなど、様々な意味が込められたものです。
ところで、JALUXという名前も若干気になったので調べてみると、JALグループの商社として、空港免税品や機内販売品の企画・調達、通信販売、ギフト、ふるさと納税などを展開、また、空港店舗や空港免税店舗の運営も手掛けている企業のようですね。
想像ですが、「UX」はUserExperienceの略なのかもしれません。
そんなタビタスで長年のロングセラーアイテムとなっているのが、今回ご紹介するワンツーフィニッシュハンガーケース。
「スーツを最小限コンパクトに収納したい」そんなビジネスマンへのソリューションとして開発された「ワンツーフィニッシュハンガーケース」はスーツを約1/4サイズに収納可能なパッキングツールです。
専用設計された付属のハンガーは、肩の部分を折りたためて巻き込むことで、スーツの型崩れや畳みジワを防ぎながら、横幅が約2/3の大きさにまとまるという画期的な構造。
パンツも専用のパンツ巻きつけボードで折りジワを軽減してコンパクトに収納可能。
ワンツーフィニッシュハンガーケースは、スーツケースに入れる事が出来るパッキングタイプですが、姉妹品として、キャリングハンドルが付属したブリーフケースタイプの「ワンツーフィニッシュハンガーバッグ」という製品もリリースされています。
TABITUS+(タビタス) ワンツーフィニッシュハンガーケースのスペックと使い方
私が購入したのは、バッグやスーツケース内などに収納可能な、ハンドルの付いていないパッキングタイプの「ケース」のほう。
このアイテムは、縦42㎝×幅34㎝×マチ2㎝という外寸。
内部に付属する、パンツ巻き付けボードは、34×27㎝というサイズです。
付属品はケース本体と、上記パンツ巻き付けボード、そして折りたたみ可能なハンガーで、総重量は490g。
樹脂製ハンガーの重量が大半を占めていますね。
使い方は以下の通り。
まずパンツをパンツ巻き付けボードに巻き付けて畳みます。
次にジャケットは吊るした状態からハンガー両サイドごと折りたたんで、縦に長細く畳んだ状態から、次は真ん中あたりで折りたたんで2つ折りにします。
で、それら畳まれたパンツとジャケットを、ケースに入れると収納完了。
ワンツーフィニッシュの名の通り二手間で完了とはいかないですが、かなり簡単な作業で、コンパクトにスーツを収納できちゃいますね。
実際に使用してみる
それでは、手持ちのジャケットとパンツをこのケースに実際に収納してみたインプレです。
実はいろんなスーツやジャケットを収納してみましたが、CHIRCOLO1901の春夏用コットンピケジャケット46サイズと、INCOTEXの100型通年素材の34サイズコットンパンツの収納時の画像をサンプルとして掲載します。
ジャケットもパンツも、ビジネストリップや旅行でよく使うような、中厚手の通年素材で、真夏用の薄手のものよりは確実に嵩がありますが、真冬用の素材に比べるとボリュームは少なめですかね。
まずは上記使い方通り、パンツをボードにぐるぐる巻きつけていきます。
次に、ジャケットは、ハンガーの方の部分を折り曲げて縦長な状態に。
CHIRCOLOのジャケットはアンコンタイプなので、肩パッドや副資材がほぼ無く、非常に畳みやすいですが、ARMANIのGラインなどある程度構築的なタイプでも意外とスムースに作業できます。
ここでちょっと応用。
縦長に畳んだジャケットをさらに2つ折りに畳む際に、先に畳んでおいたパンツボードを挟み込むようにして畳むと、作業がやりやすいだけでなく、パンツボードの厚みによってジャケットがふんわりと畳まれるため、しわなどになりにくいと思います。
こんな風に、簡単にジャケットとパンツをコンパクトに畳んだら、後はケースに入れるだけ。
ケースのマチは2㎝しかありませんが、ジャケットやパンツの厚みはそれ以上あるので、当然ちょっと膨らんだ感じに収納されます。
ただ、中厚手の素材でこの程度のふくらみであれば、十分実用的と言えそうですね。
真冬用の厚手ウールのスーツでも、まったく問題なく収納できると思います。
ちなみに、夏用の以下の薄手トラベルジャケットだと、かなり余裕があったので、2着重ねて収納できるかもしれません。
この通り、パッキング作業は商品説明通りに簡単なので、出張時のチェックアウトのためにホテルから撤収する際にもスピーディにパッキングを終えられるでしょう。
ちなみに、このケース、片面(前面)は完全にメッシュ素材となっており、通気性は抜群なので、中に収納したジャケットの保管状態も良いと思います。
ワンツーフィニッシュハンガーケースは便利なのか?
上記のようにパッキングした後のサイズ感は、機内持ち込み可能ラゲージサイズの上限に近い、一般的なスーツケースやバッグの内寸にちょうどピッタリ収まる感じです。
さすが、航空関連の商社の企画するアイテムだけあって、このあたりはうまく考えられているなというところですね。
キャリーケースではTUMIやACE、ブリーフィングの機内持ち込み可能なサイズのもので試してみましたが、ちょうどいい塩梅に収まります。
私は個人的にゴロゴロよりもボストンバッグが好きなので、普段の出張ではアニアリのシュリンクレザーボストンに入れて使っていますが、パタゴニアのMLCにも入れてもいい感じです。
このケースは、上のスペックで書いた通り、縦42㎝、横34㎝という収納サイズになりますが、一般的な男性サイズのスーツ・ジャケットの上着であれば、おおむねイタリア46サイズや48㎝で、肩幅41~44㎝程度、着丈は近年のモデルだとおおむね71~75㎝程度が標準的だと思いますので、身長180㎝以下の方が着るスーツであれば、なんら問題なく収納できますね。
このサイズ感なら、普段の出張や旅行でも使い勝手はよく、非常に便利だと思います。
TABITUS+(タビタス) ワンツーフィニッシュハンガーケースのインプレッションまとめ
さて今回はスーツやジャケットをコンパクト収納できる便利なパッキングアイテム、タビタスのワンツーフィニッシュハンガーケースのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
このアイテム、登場以来コンスタントに売れ続けているロングセラーアイテムのようですが、なるほど今回実際に使ってみて、売れる理由に納得できた気がします。
運搬目的でキャリーケースに入れる使い方にももちろん適していますが、以下のようなシーンでも役に立つこと間違いなしです。
- 宿泊先に翌週の荷物としてジャケットを預けるとき
-
海外旅行でドレスコードのあるお店に入るためにスーツやジャケットを持ち運ぶとき
- 遠方での冠婚葬祭や各種パーティで礼服・スーツを持ち運ぶとき
- 出張前乗りでカジュアルスタイルで出かけたいとき
- 職場でアフターファイブ用の遊び着用スーツに着替えたいとき
- その逆でスーツからカジュアルに着替えたいとき
このアイテムが活躍するシーンを想像すると、きりがないですよね。
あまり値引きされることがないアイテムのようで、実売価格は各社横並びの4000円ちょっとですが、これだけ活用シーンの広いお役立ちアイテムがこの価格というのは、結構お買い得ではないかと思います。
使い勝手を良く考慮されたアイテムで、品質も悪くありません。
また、類似するパッキングアイテムよりもスーツやジャケットに特化しているだけあって、使い勝手も優れていると思います。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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